赤ちゃんや子供の鼻水!スッキリさせてあげたいですよね。
冬になると、沢山のお子さんが小児科や耳鼻科へ 鼻水吸引の為に通院 しています。
最近では コロナやインフルエンザ感染のこともあり 受診にもリスク があります。
~ 鼻腔吸引の為の受診リスク ~
1.待合室での感染リスク
2.吸引器の共有による感染リスク
赤ちゃんはまだ免疫力も弱いので、少しでも感染の機会を減らしたいものです。
私は今回、皆さんに 吸引器選びの重要なポイント!をお伝えしたくこの記事を書くことにしました。
吸引器を選ぶ重要なポイントは「吸引圧」です!
ここでは、電動吸引器 について
・どうやって選んだらいいの?
・人気商品はどれ?
・本当に人気商品を購入すればいいの?
とお悩みの方へ、現在4つの吸引器を持つ 私が
- 看護師に聞いた電動吸引器の選び方
- ネット通販で人気の吸引器の特徴!
- 実際に購入した電動吸引器を選んだポイント
について記載します。
それではさっそく見ていきましょう!
鼻水吸引器の種類
鼻水吸引器 には以下の 4つの種類 があります。
手動(口吸いタイプ)
手動(スポイトタイプ)
電動(ハンディタイプ)
電動(据え置きタイプ)
ここでは、電動の吸引器 について記載していきます。
看護師に聞いた!電動吸引器の選び方~5つのポイント
<電動吸引器>を選ぶ 5つのポイント!
- 「ハンディータイプ」か「据え置きタイプ」か?
- 吸引圧は適正か?
- 吸引圧の調整は出来るか?
- お手入れが簡単か?
- 重すぎないか?
(本体重量は適切か?)
どれを重要視するかは、使用環境やお子様の鼻水の状態で変わります。
<電動吸引器>「ハンディータイプ」と「据え置き」どっちが良い?
現在、私は4つの吸引器を所有しています。
そのうちの1つが「ハンディータイプ」の
「ベビースマイルS–303」(正確にはリニューアルされる前のS-302)です。
「ハンディータイプ」のメリット・デメリット
- コンパクトで持ち運びができる
- コードレスなのでどこでも使える
- 電池式の為、災害時でも使用できる
- 価格がリーズナブル(安い)
- 電池式の為、電池が少なくなると吸引圧が出ない
- 吸引圧の調整が出来ない
「据え置きタイプ」のメリット・デメリット
- 吸引パワーがある
- 吸引圧の調整が可能な商品がある
- 持ち運びが不便
- コンセントが必要(別売りバッテリーありの商品もあり)
- 商品によっては、お手入れが大変
- ハンディタイプより高額
スポンサーリンク
<電動吸引器>吸引圧は適正か?
私がこの記事を書こうと思った理由は「吸引圧」について広く知ってもらいたかったからです。
楽天市場 をよく利用する私は、冬場になるとランキング上位に上がってくる吸引器を見て、
小さな赤ちゃん(新生児)が使っていないか不安になったのです。
一番人気の商品は、パワフルな吸引力が売り のようで 吸引圧 が「-83kPa」
口コミも良く、みなさんスッキリ鼻水が取れることを喜んでいます。
商品もコンスタントに改良されており「医師もおすすめ」との記載もあるので、良い商品だと思います。
しかし、
病院で使用する吸引圧は一般的に「-20kpa~-40kpa」
小さな赤ちゃんに高圧の吸引圧をかけると、鼻の中の粘膜を傷つけてしまいます。
大人でもー80kpaの高圧は使用しません。
鼻水が吸えなくては問題解決しませんが、高すぎる吸引圧も危険です。
赤ちゃんが泣いているのを抑えて吸引してもいいの?
インスタグラムで「吸引を嫌がる赤ちゃんを抑える方法!」と言うのを目にしました。
赤ちゃんが嫌がる理由が、単に吸引が嫌なのでしょうか?
鼻水をかんだ時、耳が痛くなった事ありませんか?
鼻に高圧がかかるということは、耳が痛いのかもしれません。
ひどい場合は中耳炎のリスクがあります。無理な吸引はやめましょう!
<電動吸引器>吸引圧は調整可能か?
特に赤ちゃんには 吸引圧が調整可能な吸引器 を選んだ方が良いでしょう。
写真は「スマイルキュートミニ」の旧バージョンです。
吸引圧の調整が可能であれば、初めは「-20kpa」に設定をして、鼻水が引けなければ徐々に圧を上げていくということが可能です。
低い吸引圧でも引ける鼻水であれば、低い圧で引いてあげることで子供の負担も減ります。
※最高圧はホース内部の洗浄時しか使用したことがありません。
<電動吸引器>お手入れは簡単か?
ハンディータイプの電動吸引器は部品も少なく、お手入れが簡単なものが多いです。
据え置きタイプは「ボトルを洗うもの」と「鼻水吸引キット」のような、ホースの先端に付けた小さなボトルのみを洗えばよいものもあります。
<電動吸引器>重量は重くないか?
大きく重い吸引器より、やはり軽くてコンパクトな吸引器の方が使い勝手が良いです。
サイズもチェックしましょう。
ネット通販で人気の<電動吸引器>の特徴!
ネット通販でランキング上位に上がっている6種類の吸引器の 特徴をまとめ ました。
<シースター>メルシーポット S-504
パワフルな吸引力とリーズナブルな価格で人気!
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整不可
吸引ボトル容量 | 220mL±15% |
---|---|
最大吸引圧力 | -83kPa±20%(最高吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター |
外形寸法 | 幅約224mm×奥行き約90mm×高さ約143mm(突起部含まず) |
本体重量 | 約800g(付属品含む総重量は1.02kg) |
多くのインフルエンサーが紹介し、たくさんの方が購入している電動吸引器。
「大人にも対応」と喜ぶ声もあるが、赤ちゃんと大人が同じで良いか考えれば自然と答えは出るのでは?
<ピジョン>電動鼻吸い器
パワフルな吸引力とお手入れの簡単さで人気!
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整可
・お手入れ簡単(鼻水キャッチャー・洗浄ブラシ付き)
吸引ボトル容量 | ボトルなし(鼻水キャッチャー付き) |
---|---|
最大吸引圧力 | -80kPa±15%(最大吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター |
外形寸法 | 幅122mm×奥行133mm×高さ139mm |
本体重量 | 約0.8kg(付属品含む総重量は約1.2kg) |
吸引圧は-30~-80kpa と調節が可能。低い吸引圧から高い吸引圧まで対応!
なんといっても洗浄部分が少なくお手入れが簡単!
<シースター>ベビースマイルS–303
ハンディタイプの手軽さとリーズナブルな価格が人気!
・ハンディタイプ
・電池式
・吸引圧調整不可
・お手入れ簡単
吸引ボトル容量 | なし |
---|---|
最大吸引圧力 | -60kPa±15%(最高吸引圧) |
電源 | 単3形アルカリ乾電池2本 |
外形寸法 | 201.5×42.5×42.5mm |
本体重量 | 195g(電池別) |
使用頻度が少ない方や、外出時に使いたい方におすすめ。
電池式のため、災害時の備えとして持っています。
<新鋭工業>スマイルキュート KS-501
※こちらの吸引器は下の新しいモデルが発売されたため、在庫がないかもしれません。
新モデル『スマイルキュートミニKS-100』は次に記載しております。
医療機関でも使用される吸引器「パワースマイル」の家庭版コンパクトタイプ!
(新鋭工業は医療機器の製造販売をしています)
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整可
・お手入れ簡単(鼻水吸引キット付き)
吸引ボトル容量 | 500mL(別に鼻水吸引キット付き) |
---|---|
最大吸引圧力 | -75kPa(最大吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター 3電源対応(ACアダプター、シガーライターコード※、充電池※) ※別売り |
外形寸法 | 幅246mm×奥行94mm×高さ217mm |
本体重量 | 約1.0kg |
新モデルは下の『スマイルキュートミニKS-100』です。
<新鋭工業>スマイルキュートミニKS-100
スマイルキュート KS-501からさらに静音性を向上させた、鼻水吸引に特化した最新モデル!
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整可
・お手入れ簡単(鼻水吸引キット付き)
吸引ボトル容量 | 100mL(別に鼻水吸引キット付き) |
---|---|
最大吸引圧力 | -75kPa(最大吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター |
外形寸法 | 幅228mm×奥行92.5mm×高さ166mm |
本体重量 | 約0.85kg |
医療機関で使用されていることが多い安心のメーカー。吸引圧の調節も可能で、新モデルはお手入れも簡単!
スマイルキュート KS-501は別売りの外付けバッテリーが使えたのですが、こちらはAC電源のみのためお出かけ用に使用できなくなってしまったのは残念です。
<ELENOA>エレノア
医療機関でも使用される吸引器として安心安全が魅力!
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整可
・別売りの『電池ボックス 』を購入すれば、電源のないところでの使用も可能
吸引ボトル容量 | 300mL |
---|---|
最大吸引圧力 | −80kPa(最大吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター |
外形寸法 | 幅220mm×奥行90mm×高さ145mm |
本体重量 | 約0.96kg |
こちらも医療機関で使用される電動吸引器。
『※吸引圧力は、安全のため-10kPa~-40kPaの範囲内でご使用することをお勧めします。』との記載あり。
パパママが安心して使用できる電動吸引器の1つです。
また、別売りの『 電池ボックス 』を購入すれば、電源がなくても使用できます。
<新鋭工業>パワースマイル KS-700
医療機関でも使用される吸引器です!
・据え置きタイプ
・電源(ACアダプター)
・吸引圧調整可
吸引ボトル容量 | 700mL |
---|---|
最大吸引圧力 | -80kPa(最大吸引圧) |
電源 | 専用ACアダプター 3電源対応(ACアダプター、シガーライターコード※、充電池※) ※別売り |
外形寸法 | 幅193mm×奥行181mm×高さ238mm |
本体重量 | 約2.3kg |
※2022年7月頃、新モデルの「パワースマイルS/KS-710」はこちらです。
医療機関と同等レベルをお求めの方はこちらをおすすめします。
私が電動吸引器を選んだポイントと理由
私は、現在4つの吸引器を所有しています。
そのうちの3つの商品が、上記の人気商品の中にあります。
1つ目は「パワースマイル」
吸引器に全く無知であったため、病院で使用していたものと同じものなら安心と思い購入!
2つ目は「ベビースマイル」
持ち運びのため、ハンディタイプの「ベビースマイル」を購入。
しかし、まだ赤ちゃんだったため吸引圧が高いことが理由で未だに使用機会なし。
電池式なので災害時の為に保管中。
3つ目は「スマイルキュート」
選んだポイントは
・据え置きでコンパクトであること
・吸引圧が調整できること
・パワースマイルと同じ会社であったこと
・別売りの充電器を購入すれば持ち運びできること
以上が、現在持っている吸引器を選んだポイントです。
<電動吸引器>おすすめ4選!
やはり「吸引圧が調整できるもの」がおすすめ!
中でも『吸引圧、安全性、お手入れ簡単、コンパクト』を兼ね備えた <ピジョン>電動鼻吸い器 はストレスフリーで使用できるのではないでしょうか。
私は今までの経験から、価格と機能とも十分な「スマイルキュートミニ」を購入しました。
リニューアルされた、鼻水吸引に特化した日本製「スマイルキュートミニ」は、『安心安全・お手入れも簡単』でおすすめです!
特に医療機関が使用しているものに拘らないのであれば、お手軽な<ピジョン>電動鼻吸い器 はおすすめですね。
参考にしてみて下さい。